「ハーブの草原」から野生のミツバチ・ガーデンを

ロゴナのワイルドフラワーの種

 

ロゴナではミツバチのために小さな袋を用意しました。袋にはワイルドフラワーの種が詰められていて、野生のミツバチやマルハナバチ、蝶々たちの食べ物が育つように願って用意しました。

ロゴナはドイツ野生動物財団に協力をして、2019年までに5000匹のミツバチたちのワイルドガーデンを作ろうとしています。VIVANESS見本市や、各地で行われるオーガニック関連見本市やイベントでもお配りし、大変好評をいただきました。ソーシャルネットワークを通じて一番美しい野生ガーデンを募集し、授賞もしています。

 

ミツバチたちが絶滅の危機に瀕しています

ミツバチ、マルハナバチは野生の蜂だということを、ご存じでしたか?またほとんどの野生の蜂たちが生息する場所がなくなってきていることをご存じでしたか?ドイツでは野生の蜂たち560種のうち半分以上が絶滅の危機とされるレッドリストに登録されています。そのうち40種がほぼ絶滅したと考えられていて、100種が絶滅の危機に瀕しているか、絶滅危惧種に分類されてしまっています。大きな理由としては、巣作りする場所がない、十分な食べ物がないなど、野生のミツバチたちの生息場所がなくなってきていることです。農業にとってミツバチによる受粉は大変重要で、最近の研究では、世界の農業にとっての価値を金額に換算すると年間1530億ユーロ(20兆円以上)になると想定されています。ヨーロッパだけでも年間140億ユーロ(2兆円弱)。けれど、ミツバチたちの働きとその価値はお金に換算できるものではありません。

57種類の野生のお花の種です

ドイツ野生動物財団の小さな袋には、57種類の野生ミツバチたちのための種が入っています。57種の異なる植物の種(90%がワイルドフラワー、10%が草)です。皆さんのためには目の保養に、野生のミツバチ、マルハナバチ、蝶々たちのためには大切な食べ物となります。ワイルドフラワーたちが花開く季節には、野生のミツバチたちに沢山の食べ物を提供してくれるでしょう。一袋分の種を10-12㎡に巻きましょう。お花の空間は20-150センチの高さになります。

 

種まきとお手入れのヒント

ワイルドフラワーの種は、果樹園などのまわりに蒔くのが理想的です。ワイルドフラワーが咲く小さな「小島」はとても魅力的です。日当たりのよいやせた土地(必要なら薄く砂をひくと良いでしょう)を選び、1リットル分くらいの砂に種の小袋を混ぜ込み、均等に広げます。軽く押しつけるようにした後、しっかりと水やりしてください。芽が3-4センチになるまでは、土が湿った状態が好ましいです。そしてワイルドフラワーたちが成長してくると、水やりは不要で、むしろ乾燥している方が良いでしょう。冬の間も鳥たちの食べ物となり、虫たちも茎のそばで冬を越すことができます。翌年の3月ごろに草を切ってあげると、種が土に入り、2年目もワイルドフラワーたちは咲き誇るでしょう

野生のミツバチは、ニンジンが好物です

野生のミツバチは野生のニンジンのお花が大好きだということ、ご存じでしたか?ロゴナでは、ニンジンのエキスを配合したキャロットクリームを作っています。ニンジンのエキスと配合されているソフトフォーカス効果のあるミネラルが、透明感のある明るいお肌をつくってくれます。ビタミンFを配合したなめらかなテクスチャーは、しっかりと潤いを与え、お肌を守ります。お肌を若々しく見せてくれる嬉しいクリームです。