2013年12月1日、ロゴコスグループ全製品の中国向け輸出停止の決断しました。設立当初から強く動物実験に反対をしてきたロゴナとその姉妹ブランドたちのグループ会社ロゴコスは、中国政府に対して代替試験法の導入を行うよう、直接また間接的に働きかけています。

 

「私にとっても動物保護は大切なテーマですし、会社にとっても、人々に対する敬意と尊厳、動物たちと自然環境に対するエシカルスタンダードが一番大切なことです。もし中国の様に動物たちの権利が侵されるのであれば、動物実験が行われる製品*だけでなく、全てにおいて撤退するべきと考えました。もちろん私たちのような中規模な会社の売上から考えると中国は巨大な可能性を持つ市場ですが、それよりも大切なことがあるのです。」

*ロゴコスグループでは、オーガニックコスメだけでなく、食品や医療部門の製品もあります。

 

ロゴナのグループ会社では、これまで製品や原料においての動物実験を行っていませんし、反対をしてきました。それぞれの国におけるパートナー達ともその点については確認を行ってきました。

そして現在、PETA (動物の倫理的扱いを求める人々の会/People for the Ethical Treatment of Animals=世界最大規模の動物愛護団体)と共にキャンペーンを行っています。

 

PETAのドイツ代表であるヘラルド・ウルマン氏は、「ロゴコスグループは非常に勇気のある決断をしました。それは企業の価値が本物であることと、どのように彼らが経済活動をしているのかということを示していると思います。そして彼らの製品のほとんどがヴィーガン(動物由来の成分を使用していない)製品であることは、私たちの活動ともつながっています。

私達PETAとロゴコスグループのコラボレーションは理想的な形です。」と語りました。

 

PETAドイツ

PETAドイツは、世界で一番大きな動物の権利を守るための団体PETAアメリカの関連団体で、300万人のサポーターによって支えられています。特に多くの動物たちが不当に苦しめられていると考えられる、社会の主な4つのエリアで、動物たちがこれ以上苦しめられることがないよう、活動しています。大規模な工場制畜産業界、衣料を含む繊維業界、動物実験を請け負う企業、そして娯楽産業。

社会における動物保護の意識を高めるために、リサーチを行ったり、動物を保護したり、新しい法の成立のために動いたり、特別なイベントを開催したりと様々な活動を行っています。

 

ロゴコスグループ

ロゴナとその姉妹ブランドは、ナチュラルコスメのパイオニアとして、植物たちの持つ力を化粧品に行かしてきました。継続した研究をベースにした開発は、プレミアムでサステナブルなナチュラル&オーガニックコスメで、頭からつま先まで、男性から女性まで、家族全員が使える優しい製品を生み出してきました。お顔から体全体、髪と頭皮、効果的なエイジングケア、メイクアップ、健康食品やアレルギー患者向けの医療品など様々な製品を作っています。

BDIHやNATRUEなどの厳しい認証基準をクリアし、植物原料を使用、オーガニックの最高品質の植物から得られるエキスやオイルなどで製品を作っています。多くの植物原料は、ドイツのザルツヘンメンドルフ・クロイターヴィーゼ(ハーブの野原)にある自社工場で抽出しています。