現在、ドイツ産のヒッポファンは、500ヘクタールほどの農地で栽培されています。収穫の前には、そのオレンジの実で畑はとても明るく輝きます。そして私たちが成分を頂いている実が集められるのですが、その後には、葉や枝が残されます。

 

ロゴナの開発部のアイディアから始まったプロジェクトは、その葉に含まれているエイジングケア成分に注目したことがきっかけでした。現在では、大学や研究所、農家など、5つの団体が加わってのプロジェクトとして、着々と結果を出しつつあります。ヒッポファンの実についての研究は進んでおり、フラボノイドやそのお肌に対する効果は実証されていますが、ヒッポファンの葉については、ヨーロッパでは、これまで不明な点がたくさん残されていました。ただ、アジア諸国では、例えばジンギスカンがその馬の肥料として、ヒッポファンの葉を与えていたことなどが文献に残っています。

ロゴナの開発部のタスクは、多種あるヒッポファンのどの葉の、どの成分がお肌にエイジングケア効果をもたらすかを解明すること。

ロゴナの開発のトップ、ハインツユルゲン・ヴァイランドはこう語ります。「まずは有効成分の究明でしたが、その後は、乾燥した葉、フレッシュな葉、収穫後の葉、収穫前の葉などの様々な状態での比較、そして最適な抽出方法を探すこと。研究機関や農家の協力を得ながら、分析を続けています。」

ヒッポファンの葉は、様々な成分を含んでいます。製薬会社もこのチームに入っており、その抗生物質様作用や抗酸化作用が注目されています。この長い期間をかけたプロジェクトは、2013年末にその結果を発表したいと、現在ラストスパート中。新しいオーガニックのエイジングケア成分が生まれるのも、もうすぐかもしれません。

 

「私たちの方法で乾燥させ、抽出したヒッポファンの葉からのエキスは、抗酸化物質をたくさん含んでいます。」とプロジェクトリーダー。

この研究は、もちろん新しいエイジングケア成分を作り出すことなのですが、きっかけのもう一つは、ヒッポファンの実のエキスを得るために廃棄されてしまう葉を有効利用することも、エコロジカルな視点から考えられました。栽培の工程は、CO2フリー。効果だけでなく、環境にも配慮されているプロジェクトです。

 

 

 ロゴナのエイジングケア

私たちのエイジングケアシリーズ、エイジプロテクションには、ヒッポファンの実のエキスが配合されています。私たちのヒッポファンは、ドイツで栽培されている高品質なオーガニックヒッポファン。加齢が気になるお肌を効果的にケアします。